研究会の紹介

研究会の目的

岩手の観光振興について、情報システム及び情報活用の観点から調査研究を行い、 広く地域社会に貢献する提言を行う。

具体的な検討事項

  1. 平泉文化遺産の活用等、地域周遊交流型観光における情報活用の在り方
  2. ユビキタス社会における観光情報サービスの事業モデル
  3. 観光情報コンテンツ開発・共有・流通の在り方
  4. 観光地ユニバーサルデザイン化と情報支援
  5. 情報システムによるミュージアム施設の活性化
  6. GIS / GPS / RFIDの利活用
  7. 観光関連産業と地域情報化 なお、観光を取り巻く環境変化に対応して、その都度、柔軟かつ機動的に設定してゆく予定。

挨拶

岩手県平泉地域は2008年の世界遺産登録を目指しており、登録後の平泉を活用した観光産業の活性化が県政の課題となっております。とりわけ、平泉効果を県内全域に波及させるために、地域連携のもと情報発信・IT活用に対する戦略的な取り組みの重要性が指摘されています。

このような「観光と情報」に対する機運の高まりを背景に、岩手県立大学と地域団体が2005年度より取り組んできた「平泉UD(Universal Design)ガイド」プロジェクトを母体として、いわて観光情報学研究会を設立することと致しました。

「観光と情報」に興味・問題認識をもつ岩手県内及び関連の産民官学キーマンを緩やかに繋ぎ、開かれた運営を目指します。お気軽にご参加頂ければ幸いです。

主査 阿部昭博(岩手県立大学)